【十二国記(じゅうにこくき) シリーズ】●●小野不由美●●
古代中国思想を基盤にした異世界ファンタジー作品。未完。
物語の舞台となる十二国の世界は、山海経に登場するような神仙や妖魔の存在する世界である。文化、政治形態は古代中国(特に周)に類似しており、12の国はそれぞれ神獣麒麟(きりん)が選んだ王により統治されている。王や一部の高位の官は神仙として不老長寿(不死ではない)の身体を得て、天意に従う形で国を治めることを求められている。
『魔性の子』(日本を舞台にした外伝。新潮文庫)
『月の影 影の海』(登場国:巧、雁、慶)
『風の海 迷宮の岸』(麒麟の物語。登場国:黄海、戴)
『東の海神 西の滄海』(登場国:雁)
『風の万里 黎明の空』(登場国:慶、恭、芳、才)
『図南の翼』(登場国:黄海、恭、奏)
『黄昏の岸 曉の天(そら)』(登場国:慶、戴、範)
『華胥の幽夢』(かしょのゆめ。短編集)
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『エラゴン 遺志を継ぐ者』(2006) ERAGON
上映時間 104分 製作国 アメリカ ジャンル ファンタジー/アドベンチャー
| クリストファー・パオリーニの世界的ベストセラーを空前のスケールで映画化したファンタジー・アドベンチャー超大作。邪悪な力に支配された世界を舞台に、世界の命運を握るドラゴンと出会った少年が、自らの大きな使命を悟り数々の困難に立ち向かい成長していく姿を描く。主演は新鋭エド・スペリーアス。共演に「運命の逆転」のジェレミー・アイアンズと「バイオハザードII アポカリプス」のシエンナ・ギロリー。監督はジョージ・ルーカスのVFX工房“ILM”に長年在籍し視覚効果の分野で多くの実績を残すシュテフェン・ファンマイアー。これが監督デビュー作となる。
監督: シュテフェン・ファンマイアー
原作: クリストファー・パオリーニ
出演: エド・スペリーアス エラゴン
ジェレミー・アイアンズ ブロム
シエンナ・ギロリー アーリア
ロバート・カーライル ダーザ
ジャイモン・フンスー アジハド
ジョン・マルコヴィッチ ガルバトリックス王
ギャレット・ヘドランド マータグ
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冬休みこどもと楽しむ映画 その1(その2の予定未定)
『エラゴン』を観て来ました。楽しかったです。
原作は、膨大なページに相反する中身の薄さでしたが、。映画には向いてますね。しかし『指輪物語』に比べると、世界観の浅さでちょっと飽きがくる。第2巻『エルンスト』は未読で、そちらでは、もっと話に深みや広がりが出てくるのかな? 作者は17歳。生まれ育った土地の雄大さにこだわっただけに、映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのような景色が壮観でした。
みどころ
■ドラゴン
やっぱり、一番の見どころはドラゴンですよね!ツーか、ドラゴンだけが目的で観たわたしのような人も多い筈。「サラマンダー」「ダンジョン&ドラゴン」「ハリポタ:炎のゴブレット」「ゲド戦記」と、ドラゴンの姿はどんどん画面に出る時間が長くなってきてますよね~。
これは、幻想的。いかにも、ドラゴンが伝説の生き物という感じ。
卵から孵ったばかりの 赤ちゃんサフィラが と~ってもかわいかったです。
ハグリットの気持ちがわかるわ~(←それはハリポタのはなしですね)
馬じゃないんだから、、。
しかし、ドラゴン”ライダー”だけに、鞍まで付けられちゃう。
そして、ライダーとの結びつきが強くて、テレパシーで会話しちゃう、恐ろしい生き物ではなく、知性ある生き物として描かれます。さらに、また、ドラゴンがいるから最強なのではない。
師匠ブロムの言葉は「ドラゴンを守るのだ。」
サフィラがようやく火を噴くシーン。
卵から生まれたて、エラゴンもライダーになりたて、二人はフレッシュ・コンビなのです。それで、いきなりの皆の期待を背に、試練の時。
そうそう、サフィラは女の子なんですよね。メスのドラゴン。
■主人公 エラゴン
ルーク風(SW) 金髪ヘア、ハリー・ポッター風 魔法が使える、フロド(ロード)風 使命のための旅
全部共通するのは、「宿敵を倒す!」という目的もちである。
いや~、彼はフロドというより、ほそい”サム”でしょ~。
みんなが、「これが、ようやく現われたドラゴン・ライダー?」
とがっかりするわけです。いかにも、純朴な好青年。
まあ三部作ですから、これから逞しくなっていくのね。
■脇役のおじ様方 かっこよさ勝手にランキング
第一位:ジェレミー・アイアンズ
第二位:ロバート・カーライル
第三位:ジョン・マルコビッチ
ジェレミー・アイアンズ:均整のとれた姿のよさに惚れ惚れデス。立ち居振る舞いは、やっぱ、役暦が長いだけに、余裕を感じましたねー。あ~、主人公の師匠という立場では、ガンダルフ&アスラン&オビ・ワン的 役どころですね。「ダンジョン&ドラゴン」での悪役は笑っちゃいますが。こちらはずっと素敵なファンタジー登場人物でした。「ベニスの商人」でアル・パチーノを馬鹿にして最後は屈辱的な目に合う、複雑な表情の出来る方ですよね~。
ロバート・カーライル:こんな こってりメイクに何時間かかったんだろうな~っとか、ゾンビな風貌が楽しかったデス。 主人公との空中戦では、なにやらカーライルの方に、がんばれ~、主人公をコテンコテンにやっつけろ~な、気分になってました。なぜなら、この主人公は苦労が無さ過ぎです。あ~ま、でも、三部作ですから、SW的展開でいくと、第二部では、「○○の逆襲」ってことで、主人公に試練が訪れるのですね。第一部では、主人公の華々しい旅の始まりですからね。 でも、カーライルさん、次回出演は無いから残念。
ジョン・マルコビッチ:SW的展開でいくと、彼がエラゴンの父である可能性大(爆)。ボスキャラ~。なんだかマッチョな雰囲気。。
と、これまでのファンタジーの王道作品の特徴がいろいろ取り混ぜてあるので、そうした似たところをみつけるのが、一番の楽しみ方かも!
このようなはなしは、ファンタジーの定番なので、CGやFSXでちょいちょいっと作れてしまうんだろうな~っと感じてしまう。それに対し、製作が、なにやら難航している風な『ライラの冒険:黄金の羅針盤』は大丈夫かな、、と期待と心配が半々湧き起こります。さらにまた、『ダレン・シャン』などは、映画化の噂だけで、その後なんも聞かないですね。
*背景を変えてみました。冬なのに春の絵(^▽^)ってどういうこと、、ですが、前のが水色一色で、寒そうだったのでつい。。まもなく雪国へ帰省するので、ノロやらインフルやらに負けないように暖かい気分になりたくて。。(笑)
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